チェックメートの開発はチョチョリーナから始まった
私共は元々、犬の食事に生食(馬肉や鹿肉)を推奨してきました。しかし様々な理由からそれらを与えられないという意見や相談があり、生食感覚のドライフードの開発を行ってきました。通常ドライフードはコストを抑えて長く持たせるためその7〜8割が輸入の穀類を使用しています。
それを固形剤や油脂を添加させることで形成をしてコーキングをしています。勿論、油を使いますので酸化を防いだり、カビが発生しないための化学物質も数多く使われています。確かにそうすることで消費者も価格が安く買え、保存期間が長いのでとても便利だと思います。
しかし、それらが犬のアレルギーや癌、人間でいう成人病を誘発していることは紛れもない事実です。そしてアレルギー同士を交配させているので産まれながらにしてその因子を受け継いでしまっている仔犬もいるようです。挙句の果てにはペットショップで売れ残った犬は処分されてしまう現実・・・、人間の勝手で犬を物として扱うのはとても残念です。
「よーし!それなら俺が本物のドライフードを作っちゃるけん。(広島弁の真似)」ということで居ても立ってもいられなくなった私はそれから3年掛かってようやく穀類も油脂も添加物も一切使わないで99.6%馬肉と鹿肉のドライフードチェックメートを完成しました。
ここまで何度も失敗を繰り返して最後は意地と根性で頑張りましたが自信を持って皆様に紹介できる出来栄えです。もうこれ以上のドライフードは世界中探してもありません!
でも完成した(ここの段階では試作品)チェックメートをすぐ販売するという訳にはいきませんでした。何せ今までどこも作ったことがない、売っていない商品ですから本当にワンちゃんが喜んで食べてくれるかが心配でした。
そこで改善も含めてどこかのワンちゃんに試食の協力を要請しなければなりませんでした。但し、私が希望する条件に見合うワンちゃんでなければなりません。
そこで白羽の矢を立てたのがその当時から当店の馬肉を購入していただいていた飼い主さんの犬でした。そのワンちゃんがチョチョリーナだったのです。
その後、彼女との絆は深まる一方(笑)これまでチェックメートを商品化してこれたのはチョチョリーナの協力なしでは難しかったと思います。そういう意味では当店の功労者、功労犬ですね。
今でもそうですが何か試作品を作る度に食べてもらいその様子を飼い主である松本さんに事細かく報告をしていただいています。
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